小学校で薬物乱用防止教室開催
7月17日 新湊小学校で違法薬物の怖さ伝える
薬物は世界の国々で深刻な社会問題となっています。
わたしたちの日本でも例外ではありません。
薬物の汚染は私たちの身近にせまってきています。
国内では小中学生が薬物を手にするケースも出てきております。
薬物乱用を防止するためには、薬物の恐ろしさを正しく理解し、薬物に関する正しい知識を身につけることが大切です。
少年の薬物事犯者からは、
「もし手をだす前に薬物の怖さを知っていたら」
「もし最初の一回に手を出さなければこんなことには…」
といった後悔の言葉も出ています。
薬物乱用は絶対に許さないという意識の高揚を図るとともに、薬物を勧められた時に断る勇気の大切さや、自分自身を大切にする気持ちの育成なども併せて指導していくことが大切だと思います。
今年度から市内小学校の六年生を対象に開催する薬物乱用防止教室を、射水市内三ライオンズクラブと射水保護司会が協同で開催するため、協議と準備を重ねて来ました。
まず、7月17日に射水市新湊小学校で特別教室が開催されました。新湊ライオンズクラブの会員で薬物乱用防止認定講師の加門さんが、六年生四十九人に覚せい剤や脱法(合法)ハーブなど薬物の種類を説明、薬物の影響や依存症についてスクリーンを使ってその危険性を話しました。
密売人が「やせ薬」、「元気が出る」などと偽って誘ってくることがあると紹介し、たとえ友人・知人に誘われても断る勇気を持とう、と注意を呼びかけました。最後に児童が「薬物はダメ。ゼッタイ。」と三唱しました。
今後順次射水市内の小学校で六年生対象にした薬物乱用防止教室を開催する予定です。