小学校で薬物乱用の怖さ伝える
学校部会 谷川義昭
今年で三年目になる薬物乱用『ダメ。ゼッタイ。』教室が9月より始まりました。
射水市教育委員会のご理解をいただき、市内14小学校、862名の6年生を対象に、新湊・小杉・大門のライオンズクラブと協同で開催しました。
27年11月に京都市内の小学生が大麻を使用したとのショッキングなニュースや、薬物事犯検挙者はいまだに1万2千人前後を推移するなど、薬物乱用に関する事件が後を絶ちません。
また、最近では覚せい剤や危険ドラッグなども簡単に手に入るようになり、薬物の汚染は私たちの身近にせまってきています。
授業では、まず啓発DVDを上映し、薬物の怖さを知ってもらい、その後ライオンズクラブの薬物乱用防止認定講師が分かりやすく、教本やスクリーンを使用して、薬物乱用が心身に及ぼす深刻な影響について話されます。
特に強調されるのは、安易な気持ちで先輩や友達から
「ちょっと試してみない」
「一回だけなら平気さ」
「眠気が取れて勉強ができるよ」
と進められても「ダメ。ゼッタイ。」と断る勇気が大切であること。
そして、薬物乱用の恐ろしさは心も身体もメチャクチャになり、君たちのステキな脳が破壊されてしまい、一度破壊された脳は二度と元には戻れないこと。
更に薬物は持っていても使っても「ダメ。ゼッタイ。」「犯罪です」ということ。
最後に「薬物乱用は」「ダメ。ゼッタイ。」をみんなで三回繰り返して唱え、薬物乱用防止教室は終わります。
地域の宝である、皆さんの素晴らしい人生や幸せを心から応援していることを訴えました。