平成24年8月発刊の射水保護司会広報「射水更生保護」第13号に、射水市更生保護女性会、道古正子新会長よりご寄稿いただいきました。ありがとうございました。
「ひまわりの譜」に魅せられて
射水市更生保護女性会
会長 道古正子
更生保護女性会について何も分からない私でしたが、皆様のご指導をいただきながら携わってまいりました。
その私が図らずも新中会長の後を受け、会長に就任いたしました。
責任の重さを痛感しています。
今、ひまわりの花が見事に咲いています。
それを見るたびに「ひまわりの譜」に出会った頃を思い出します。
その時抱いた「なんて素敵な譜なんだろう。私も この譜のように人々に接していきたい。」という思いが、私の更生保護活動の基となりました。
その後、この譜は心の安らぎのメロディーとなり、悲しい時や辛 い時、私を助けてくれました。
この譜から学んだ、更生保護に対する姿勢や人を愛する気持ちを忘れることなく、いつも笑顔を絶やさずに日々の活動に全力を尽くす所存でございます。
今後、更生保護女性会の伝統の行事を継承しつつ、また、刻々と変化する社会の要請にも対応できる「しなやかな更生保護女性会」を目指して活動していくためには、活動資金の捻出や他団体との主体性ある連携のあり方などが課題であると思っています。
そのためには、保護司の方々や地域の人々、保護観察所、それに行政にも進んで関わり、更生保護女性会にできることは何かを考え、行動に移していくことが大事だと思います。
みんなで知恵を出し合いながら、「出来る事から始めよう」を合言葉に、「人はみな生かされて生きていく」更生保護の心を大切にして、これからの活動を続けていきたいと思っています。
