保護司活動の充実に向けて
~地域処遇会議の活用を中心に~
日 時 : 平成28年8月23日
[研修の目的]
保護司が職務として行なう活動の中心は、保護観察官との協働体制に基づいて、保護観察や生活環境の調整を行い、地域社会の中で対象者の再犯を防止し、改善更生w助けることにあります。
しかし、近年、薬物乱用者をはじめ家族関係の希薄さなどに起因する処遇困難なケースが増えている状況から、個々の処遇活動を充実させるためにも、地域活動・組織活動を積極的に展開することが重要となってきます。
そこで今回は、保護司活動に関する法令などの根拠を確認するともに、各保護司会における「地域処遇会議」に注目し、保護司活動の充実をはかるための方策等について、考えていきたいと思います。
[進め方]
1 主任官講義
(1)保護司の活動(職務)について
事件関係
地域活動・組織活動
関係法令条文
(2)地域処遇会議
①地域処遇会議とは
②地域処遇会議の活用等
③地域処遇会議のイメージや実際
2 グループ討議
3 質疑応答
自主研修
講師 : 富岡民生保護司
1 職歴(富山労働局)及び保護観察体験
2 富山労働局の紹介
(1)労働条件の明示
(2)就業規則の作成
(3)解雇の制限
(4)労災保険制度について