平成25年度射水保護司会定期総会
4月23日(火)射水市小杉福祉会館において開催されました。
会場には、今年度新たに市内各所で実施する「更生保護と薬物乱用防止パネル展」の作品が会場に展示されました。
物故者への黙祷、保護司信条の朗唱に続き、米澤会長あいさつがありました。
米澤会長は、挨拶の中で、今年度から射水市内3つのライオンズクラブによる市内小学校での薬物乱用防止教室が実施されること、この事業を射水保護司会がバックアップしていくため会員各位の協力を、と呼びかけました。
続いて、富山保護観察所矢木真一所長はあいさつされのなかで、3万人の出所者の内約4割が再犯を犯して、再び刑務所に戻っている。
住む所、働く所が無いと本人にその気があっても更生は難しい。
公的な支援場所だけでは、カバーしきれない部分もある。
「地域のちから」による支援をと、お話されました。
次に夏野市長が、最近少年がスマートフォン(携帯電話)でLINEを使った犯罪が報道されている。
子どもを取り巻く状況が変化し、中学生が強盗するような時代になったのか。
子どもが犯罪を犯せば、他人(ひと)を傷つけ、家族を傷つけ、自分を傷つける。
このようなことがないように、子どもの意識を高める青少年の健全育成を地域で共有していきましょうとあいさつされました。
次に高橋久和射水市市議会議長が,明るく住みよい地域づくりのために協力を、とお話されました。
最後に射水警察署中島稔署長が、平成年度の犯罪白書によれば刑法犯の48.3%が再犯であることに触れ、官民合同で再犯率を下げて行きましょうと結びました。
来賓の祝辞及び紹介後、議長に室田清一保護司を選び議事に入りました。
平成24年度事業報告及び決算、平成25年度事業計画(案)及び収支予算書(案)が審議され全てを承認し、総会は滞りなく無事終了し、五十嵐副会長の言葉で閉会となりました。
今年度は、新湊保護司会と射水保護司会が合併して8年目となります。
この2~3年の間に社会貢献活動、サポートセンターの運営など多彩な行事が増えてきています。
今年度は、更に射水市内小学校での薬物乱用防止教室への協力が加わります。
事務局より、会員各位へ協力の呼びかけがありました。
総会終了後は、新年度の活動に向けての各部会が開かれました。