富山刑務所視察研修報告
9月15日(水)午後、第Ⅱ期研修として富山刑務所の視察が行われました。
引き続いて小杉文化ホールにおいて、自主研修会議が持たれました。
研修会議の発言概要を報告いたします。
引き続いて小杉文化ホールにおいて、自主研修会議が持たれました。
研修会議の発言概要を報告いたします。
(順不同)
◯視察参加者から、刑務所内を案内していただき入所者の姿を目の当たりにできたことは大変有意義であったとの感想が多く聞かれました。
(主な感想・意見)
・入所者は一部屋に七・八人の共同生活であった。
日々の無事な生活維持に対するご苦労が推察された。
・共同生活は規則正しい行動が基本、どの部屋も整理整頓され感心した。
・受刑者には、学習・運動・娯楽・食事などが配慮され、人権尊重の理念のもとに運営されていた。
実りある体験が、更生への道標となるよう祈った。
・受刑者が作業に取り組む姿の中で、ふと腕の刺青に目が止まる。
深い闇の過去が思いやられ、胸が傷んだ。
・彫刻の技術が神輿を製作するほどとのことに感動したが、技を生かした就労は皆無、現実の厳しさを痛感した。
・入所者の7割が、窃盗と覚せい剤違反者という。保護司の対応力向上が求められており、今後の研修が必要である。
・刑務所の一隅に、母子像が建つ。
母の慈愛と絆を入所者に呼びかけているが、人間関係が希薄・険悪になっている今、私達への問いかけでもある。
◯米澤会長から、「射水市更生保護協力雇用主会」をt立ち上げた意義、今後益々重要な役割が期待されること、連携をみつにして実りあるものに指定校との呼びかけで閉会しました。