射水保護司会は富山県の中央部、射水市で活動する保護司により構成される団体です

 サポートセンター開所に寄せて(広報14号)

 
 射水保護司会
 会長 米澤治夫

昨年8月に待望の「更生保護サポートセンター射水」が保護観察所、射水市及び射水市更生保護協力会などのご支援、ご協力のお陰で、射水市大門庁舎車庫棟の2階で開設のはこびとなりました。
関係者の皆様方に心から御礼申し上げます。

作って頂きましたからには、この施設の利用、運営に充実した事業を企画実行して県内でも中心的な役割を担っていかなければならないと思う所存であります。

 

開所以来、更生保護女性会理事会、保護司会理事会、研修部会、広報部会の定例会や故野手保護司の叙位伝達式の場所として活用してきました。

更に県内3カ所のサポートセンター企画調整保護司による意見交換会を開催し、さまざまな分野での問題点や今後のあり方について討議しました。

 

射水では、今後の事業として新任保護司と保護観察未担当保護司の研修会や、市内15小学校に対して「薬物乱用防止教室」開設に向け市教育委員会と市内三つのライオンズクラブとの協議に入っているところです。

雇用主会の研修会や総会も当センターでの開設を協議しなければなりません。

 

平成22年に立ちあげた射水保護司会ホームページを通して、名古屋管内でホームページを持っている保護司会とサポートセンターの運営や保護司会事業について意見交換が出来れば、今後の事業運営の参考になることを確信しています。

 

もちろん、射水市市発刊の月刊広報誌を通して「市民」に保護司会活動を理解して頂き、欲張りですが保護司の発掘につながればと思っています。

 

最後に、青少年健全育成の観点から青少年犯罪の抑止のため、教育委員会と学校との連携を蜜にし、過去に2回開催した教育関係者との懇談会の再開に向け努力しなければならないと思っております。