射水保護司会は富山県の中央部、射水市で活動する保護司により構成される団体です

ちょっとお耳を!「更生保護と福祉」

平成23年7月7日、富山県民生委員大会が開催されました。
この大会の-記念講演で、元衆議院議員の山本譲司氏が「塀の中の現実に見る 日本の福祉」と題して、興味深いお話をされました。
更生保護を仕事とする保護司にも関係がありそうな部分を記して参考に供したいと思います。
再犯を防ぐため、協力雇用主会などの設立等が成されてきました。
しかし矯正施設内には障害者、高齢者、発達障害の受刑者がとても大いのだそうです。
そんな人達が出所後社会復帰する時、何が求められているのでしょうか?

更生保護に求められる福祉的視点
◎この様な受刑者の社会復帰に向けた更生を考え、法務省矯正聞と保護局の連携。
◎更には厚生労働省や文部科学省との連携強化。
◎地域生活定着支援センターの整備。
◎刑事施設、少年院及び保護観察所と地方公共団体、公共の衛生福祉に関する機関との連携確保。
◎矯正・更生保護分野における福祉専門職の活用。
等々ありますが...射水市では、県下に先駆け「射水地区更生保護協力雇用主会」を立上げ、出所者の更生保護に協力をお願いしています。
今後、前記のような対象者にも対応出来る企業の参加も実現したいものです。