射水保護司会は富山県の中央部、射水市で活動する保護司により構成される団体です

第67回“社会を明るくする運動”射水市推進委員会開催

 法務省HP“社会を明るくする運動”ページへ

法務省主唱の“社会を明るくする運動”が7月1日から1ヶ月間を強調月間として、全国で行われます。

この“社会を明るくする運動”は、すべての国民が,犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め,それぞれの立場において力を合わせ,犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で,今年で67回目を迎えます。

射水市でも、“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~

として、毎年さまざまな活動をおこなっています。

第67回“社会を明るくする運動”射水市推進委員会開催

平成29年5月31日午前10時から、第67回“社会を明るくする運動”射水市推進委員会(推進委員長夏野元志市長)が同運動推進委員会構成機関・団体の代表者の出席の下、射水市役所3階会議室で開催されました。

開催にあたって、射水市推進委員長夏野元志市長よりあいさつ、村木康弘富山保護観察所長の代理保として鈴木大輔保護観察官のあいさつ、竹内美津子射水市議会議長より、来賓あいさつがありました。 

会議では、夏野元志推進委員長が議長に選出されました。

棚田射水保護司会事務局長より、第66回運動の実施結果報告が行われた後,第67回運動の活動指針となる実施要綱及び実施計画書が提案され,協議の結果,承認されました。

強調月間の7月には、例年どうり海の日に海王丸パークで街頭広報活動を行います。

また、射水市作品コンテストを実施し、市内小中学生より犯罪や非行に関する作文・ポスター・標語を募集します。

 

行動目標及び重点目標

  (1)行動目標・重点事項

   ①犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えよう
   ②犯罪や非行に陥らないよう地域社会で支えよう
   ③これらの点について、地域社会の理解が得られるよう協力しよう

  (2)重点事項
    犯罪や非行をした人を社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れるこ
   とが自然にできる社会にするため、
   ①立ち直りを支える取り組みについての協力拡大。
   ②出所者等の事情を理解した上で、雇用する企業の数を増やすこと。
   ③就労・居住等の生活基盤づくりにつながる取組の推進。
   ④薬物依存からの回復と社会復帰を長期的に支える地域の環境を作ること。
   ⑤犯罪をした高齢者・障害者等が、社会復帰に必要な支援を受けられる環境をつく
    ること。
   ⑥これらを実現するために、射水市内で協力していただける企業・団体に積極的に
    働き掛け、当推進委員会・射水地区更生保護協力雇用主会・射水市更生保護協力
    会への加盟・加入を促進する。

 

第66回(平成28年度)“社会を明るくする運動”
           実施結果報告書

1.第66回“社会を明るくする運動”射水市推進委員会の開催
  開催日  平成28年6月6日(月)
  開催場所 射水市小杉社会福祉会館

2.第35回射水市中学生生活体験発表大会の開催
  開催日  平成28年5月19日(木)
  開催場所 小杉中学校体育館

  射水市内6中学校の代表者が、日頃の学校生活や家庭生活を通して、いじめや非行
  問題や、楽しい学校や明るい家庭・住みよい社会づくり、自分自身の生き方をテー
  マとした意見や体験を発表した。

  厳正な審査の結果、「今、自分を乗り越える」の題で発表した、新湊南部中学校三
  年生〔上田俊斗君〕が最優秀賞に選出され、射水市代表として県大会に出場するこ
  とになった。
  第54回富山県大会は平成28年7月2日(土)『ボルファートとやま』で開催され、
  県内17名の発表者の内、〔上田俊斗君〕は富山保護観察所長賞(2位相当)を受賞
  した。

3.第66回“社会を明るくする運動”の法務大臣および県知事メッセージ伝達
   “社会を明るくする運動”強調月間の初日の平成28年7月1日(金)に、内閣総理
  大臣および県知事メッセージを夏野射水市長と津田議長(当時)に伝達した。

4.公開研修会の実施
  平成28年7月5日(火)射水市新湊交流会館において、小芝隆富山短期大学名誉教
  授(教育学)に『子どもの健全な人格の育ちと大人の役割』をテーマに講演いただ
  き質疑応答が活発に行なわれ、意義のある研修となった。
  特に、永年、富山短期大学で教鞭をとられていた為、教え子の保育士や一般の父兄
  が多数参加され、有意義な研修となった。

 5.街頭広報活動
  平成28年7月18日(月曜・海の日)に“社会を明るくする運動”の趣旨を幅広く一
  般に周知するため、海王丸パーク一帯において来場者約1,000名に広報グッズ及び
  リーフレットを配布した。

6。作品(作文・標語・ポスター)の募集
   法務省が主唱する“社会を明るくする運動”の趣旨をテーマとする作品コンテスト
   を実施した。(3部門計1,779点)
   作文は、市内15小学校・6中学校から1. 167点の応募があり、審査の結果、小学生
   の部5名、中学生の部4名を優秀作品に選出し、優秀作品の中から下記の3作が最優
   秀賞として富山県推進委員会に推薦された。

   標語・ポスターのコンテスト
   標語の部は、小中学校合わせて547点、ポスターの部は65点の応募があり、審査の結
   果、標語の部13点、ポスターの部11点を優秀作品に選出し、表彰式会場で展示した。

7.作品コンテスト優秀作品の表彰および文集の刊行
   表彰式  平成28年11月26日(土)午前10時より
   会場   アイザック小杉文化ホール(ラ・ポール)
   応募のあった作品の中から、作文の部9点、標語の部13点、ポスターの部H点(前記
   6と重複)を優秀作品として選出し、“社会を明るくする運動”射水市推進委員長、
   夏野射水市長より賞状・副賞が授与された。

   表彰式会場では、作文の部で富山県推進委員会に推薦した前記3名の作文と特別出演
   として、前記の富山県中学生生活体験発表大会に出場された新湊南部中学校3年生の
   上田俊斗君に『「信じる」ことは「生きる」こと』を発表していただいた。

   上記優秀作品・写真を作品集300部を作成し、受賞者・学校・更生保護関係者・市
   内コミュニティセンター・市立図書館・県立図書館に配布した。

8.薬物乱用防止教室、実施報告
   平成25年度より、射水市教育委員会・小学校長会のご理解・ご支援の下、小杉・大門
   ・新湊の各ライオンズクラブと射水保護司会が連携し、28年度も市内14小学校(放生
   津小学校のみ独自実施の為、対象外)6年生を対象に『薬物乱用防止教室』を実施し
   た。

 

(資料1)

           次 第

                         (敬称略)
l.開会
  委員長挨拶     射水市長       夏野 元志


  主唱者代表挨拶   富山保護観察所長   村木 康弘
             代理保護観察官   鈴木 大輔
  来賓挨拶      射水市議会議長    竹内 美津子


  委員の紹介

2.議事
  (1)第66回(平成28年度)《社会を明るくする運動》 実施結果報告

  (2)第67回(平成29年度)《社会を明るくする運動》 実施要領(案)

3.その他

4.閉会
  閉会の言葉     射水保護司会長      江尻  昭

 

(資料2)

    “第67回社会を明るくする運動”射水市推進委員会
         構成機関・団体、代表者名
                          (順不同・敬称略)
 機関 ・ 団体名   職 名 代表者名  備   考
射水市            市長     夏野 元志  推進委員長
射水市議会          議長     竹内 美津子
富山保護観察所        所長     村木 康弘
富山県保護司会連合会     会長     水口 正治
射水警察署          署長     小林 昭洋  29年4月新任
射水市教育委員会       教育長    長井 忍
射水市社会福祉協議会     会長     宮城 澄男
射水市共同募金委員会     会長     門田 晋
射水市中学校長会       会長     黒田 和治  小杉中校長
射水市小学校長会       会長     杉浦 敬美  小杉小校長
青少年育成射水市民会議    会長     鈴木 敬子
射水市PTA連絡協議会    会長     越後 嘉一
射水市婦人会         会長     沖  和美
射水市福祉保健部       部長     岡部 宗光
射水市地域福祉課       課長     小見 光子
射水市更生保護協力会     会長     夏野 元志  射水市長
射水地区更生保護協力雇用主会 会長     山本 修
射水市更生保護女性会     会長     道古 正子
新湊ライオンズクラブ     会長     中野 岳
小杉ライオンズクラブ     会長     黒川 恒至
大門ライオンズクラブ     会長     河合 宏和
射水保護司会         会長     江尻 昭

 

 

(資料3)

なぜ再犯防止が必要なのか

(資料4)

政府広報オンライン

誰もが安全・安心に暮らせる犯罪のない社会を創り、守るために 出所者等の社会復帰を促し再犯を防ごう">