富山県内更生保護サポートセンター協議会開催
12月18日「更生保護サポートセンター射水」にて
富山保護観察所のもと開催されました。 富山県下3ケ所の更生保護サポートセンターと指定されている滑川保護司会企画調整保護司、氷見保護司会企画調整保護司、射水保護司会企画調整保護司など、計20名が参加しました。
當山富山保護観察所長の挨拶のあとサポートセンターの目的にあたり、順次協議されました。
課題と協議内容は次のとおりです。
活動、運営にあたっての現在の課題
①更生保護女性会、BBS、更生保護雇用主会及び学校との連携の場としたい。
②センターを面接場所として活用しており、大変有用である。しかし、問題点として休日利用を可能にしたい。
③サポートセンターの存在とその活動について広く認知を図ること。
企画調整保護司の在り方について
①企画調整保護司の役割認識が必要。
②企画調整保護司のみではなく、もっと自由に保護司会全員がサポートセンターを活用することが必要である。
今後の展望について
①社会貢献活動の活動の拠点としたい
②地域支援包括支援センターとの協力、連携も検討課題である。
③サポートセンターは、運営、活用次第で地域のひとつの拠点とすることができる。
まとめとして
サポートセンター駐在についての率直な発言からお互いに打ちとけて、いろいろな意見が積極的に発言されました。
今からまずできること、今後すべきこと、などが具体的に発展していきました。
企画調整保護司が仲間意識を持って、新しい情報や対象者との接触の仕方を話し合い、地域の出来事に対して情報交換すること、また各保護司が呼びかけ、センターを活用の拠点とすること、その上で地域の各団体との連携を進めていくことが大切であると思います。
お互いが共通認識を持ち、共感することこそ、センターを開設している意味があることだと思います。
閉会にあたり、富山県保護司会連合会長炭谷様の支えある言葉をいただき、元気が出ました。
最後にこのような協議会を開催していただいた富山保護観察所に対し平素からの思いを発言し、そのことに対し丁寧に指導していただき勉強になりました。
有意義な第1回の運営協議となり、今後もこのような協議会を続けてくださることを願っています。
( 川口記)