サポートセンターだより
富 岡 民 生
企画調整保護司としてサポートセンターに駐在するようになり、1年半になります。
毎週金曜日の午後、半日勤務しておりますが、当初は管理が主な仕事だと思っておりました。
しかし実際には、会長をはじめ多くの方が訪問されました。
保護司会の運営・行事に携わり、学校部会では「中学生生活体験発表大会」の発表者の募集、大会準備、射水市作品コンテスト募集、学校への依頼、作品回収、選考会、優秀作品の表彰式の日程調整などを熱心に行ないました。
薬物乱用防止教室開催については、ライオンズクラブとの協力、日程調整、当保護司会薬物乱用防止委員との内容についての打合せ等がありました。
また、対象者との面接会場予約、更生保護女性会理事会の開催申し込み、10周年実行委員会の打合せなど、各部会の担当保護司の日頃の活動に触れました。
そういった中、7月上旬、富山の「悩み相談所」の紹介で、午後から相談に訪問したい旨連絡が入り、五十嵐会長と2人で対応しました。
市外の方であり、現状では保護司が関わるテーマ以外のことも多かったため、ます保護司の役割、サポートセンターの設置目的等を説明しました。
息子が車のローンの残債があるのに職についていないため、返済に困っている。
相談者は年金とアルバイトで生計をたてているので、生活に余裕がなくて援助できない。
借金の返済の話になると、当人が自暴自棄になってしまう。
何とか早く職について欲しいという相談でした。
詳しく話を聞くと、小学生時代からいじめにあっていたこと、不良仲間に入って高校を退学になったこと、その後、何度も警察の世話になり、その度に父親が頭を下げ、なんとか大事にいたっていないことなどを、話されました。
「本人と両親が、もう一度充分話し合い、職につき独0立ちできるように自覚するよう努力してぽしい」と回答しました。
広報21号サポートセンターだより